【絵麻】
「お兄ちゃんのお●んちん……大きくて、硬くて、熱いです」
【絵麻】
「でも、血管はぷにぷにしていて、不思議な感じがします」
【和哉】
「こ、細かく説明しなくてもいいよ」
あどけない口調で説明されると、悪いことを覚えさせているようで、罪悪感がものすごく大きい。
【絵麻】
「でも、言うとお●んちんがぴくぴくしてくれますよ?」
絵麻は俺とモノを交互に見て、小動物じみた仕草で首をかしげた。
【絵麻】
「上のお口はこう言っていても、下のお口は正直だぜ?」
【和哉】
「男に下のお口はないからな」
【絵麻】
「そうなのですか、勉強になります」
……考えようによってはあるのだが、なんとなく絵麻には知らないでいて欲しかった。
【絵麻】
「えまに、お●んちんのことを言われるのはいやですか、お兄ちゃん」
ふいに不安そうな表情になる絵麻。
……妹に甘い甘いと言われ続けている兄にとっては、破壊力が高すぎるか弱さの表情だった。
【和哉】
「い、いやじゃないよ……その逆だ」
【和哉】
「言われると、興奮するから……さすがに兄としては、恥ずかしいんだよ」
【絵麻】
「お兄ちゃん……」
【絵麻】
「ん……ちゅっ……ちゅうう……っ」
【和哉】
「うくぁっ!?」
突然亀頭に湿った感触が触れて、思わず腰が震えた。
【和哉】
「え、絵麻っ、どうしたんだ突然」
【絵麻】
「ちゅぅ……はぁ……お●んちんにキス、です……えまは、たくさんキスがしたくなるくらい、お兄ちゃんのお●んちんが好きです……」
【いずみ】
「お帰りなさい、弥恵ちゃん絵麻ちゃん。元気に帰って来てくれて何よりよ」
【弥恵】
「えへ……ありがとういずみ姉さん。とっても元気だよ」
【絵麻】
「夕飯のお買い物もしてきた」
【和哉】
「そうなのか? 悪いな、旅行帰りに」
【弥恵】
「ううん、いいの。わたしこういうの好きだから」
【絵麻】
「買い物楽しかった」
【和哉】
「二人とも偉いな」
健気さに感激して、頭をなでた。
【弥恵】
「は、はうう……恥ずかしいよぉ兄さん」
【和哉】
「ははは、それじゃあ帰ってからだな」
俺は頭をなでていた手を移動させて、弥恵と絵麻の荷物を持った。
【弥恵】
「ふぇっ……い、いいよ、兄さん。自分で持つよ!」
【和哉】
「遠慮するなって。疲れてるだろうに、買い物までさせて悪かった」
【弥恵】
「本当に大丈夫だよ。帰りのバスで寝てたから……」
【弥恵】
「……あっ」
慌てて抵抗しようとする弥恵から、さっさと荷物を手に取り、肩にかけた。
【和哉】
「ほら、絵麻も」
【絵麻】
「ん」
【弥恵】
「あ、ありがとう、兄さん……」
【絵麻】
「ありがと」
【和哉】
「気にするな」